アドバイスなんか、求めていないんだ。
わたしは、人の相談を受ける仕事をしている。
といっても、ほとんど事務作業なので、相談を受けるのは時々。
そんなとき、いつも基本的に「傾聴」といって、相手の人の言い分を
聞くだけというやり方をしている。ただし、相手が若すぎたり、
どうしてもアドバイスを求めてくる場合には話すこともある。
そんな自分の仕事も踏まえて、ストレス発散もかねて、外でお金を払って、
色々な人のカウンセリングを受けている。
(ACとかADHDのことや、パートナーや親との関係について話している)
今日は、パートナーとのことを話してきた。
言いたいことは簡潔で、「私は、パートナーにやさしくしたいが、それが
できない」というもの。
先日、また私が一人で怒っていたことがあった。
そのときに、彼から言われたのは、「誰もケンカしようと思っていないのに君がいつでも戦闘態勢だから、こちらも乗っかってしまう」という言葉。
なにやら私は、誰も怒っていないのに一人で怒りだして、攻撃し、攻撃を受けた彼が反撃してくるので、延々その繰り返しらしい。
それを聞いたカウンセラーは、「すべては自分から変わらないといけない」と説教しはじめた。自分から変われないから相談してんだよと思った。
そして、延々と彼に対する声かけのアイデアみたいなのを話し始めた。
聞いているのも嫌になったが、怒る気にもなれず脱力した。
カウンセラーの先生が話している時間を、もっと彼と私のやり取りの説明に使いたかったし、とにかく彼の理不尽なところを聞いてほしかったのに・・。
今日は、あらためて心がけようと思った。私は、仕事で相談を受けるときには
自分の経験談や説教みたいなことはしないと。
今日のひとこと:他人より優れようと思うな。他人と異なった人になれ。