(映画の話)人間の弱さって、強みなんじゃないかな。

きのう、「何者」っていう映画を見た。

ヤフー映画のレビューは酷評が多くて、相方も「つまらないんじゃない。」と言っていた。しかし、私はこれを見て面白いと思った。

私は、アラフォー世代なので、SNSツイッターをやらない。

でも、今の若い人は、みんなそれが当たり前になっているのかなーと感じた。

映画は、大学生が就活を通して描く人間模様といったところである。主人公は演劇の

才能を持ちながら、一般企業に就職しようとして内定が出ないでいる。

ネタばれになっちゃうけど、最終的に主人公は、周りの友達をいちいち、ツイッターディスることで、自己を保っていたのだ。それを、友達に非難されたり、するわけなんだけども。

私は、べつにいいんじゃない、と思ったのだけれど、やはり物語のなかでは、非難されるのだ。

私は個人的には、就活は高卒のときに経験して、すぐに決まったけど、会社を1年でやめました。それからも転職は、何度もしているけど高望みしない傾向からなのか、そんなに落ちたことはない。

でもADHDだし、コミュ障だから、入ってからは地獄で、2年ごとに職を転々としてきた。

話を戻すと、映画の主人公は、ずっと就活してるみたいなんだけど、最後の面接のシーンで自分の弱さをさらけ出す。これまで、親友の演劇を馬鹿にしてきたことや、いろいろな思いを。そこで面接官は引き込まれていた。

そこで、映画は終わりなんだけど、主人公は、周囲の人の批判をすることで何とか生きてきたんだけど、もっと主人公の育った環境がわからないと、どうして彼はこんなふうになったのかわからないと思った。主人公のルームメイトは、自己肯定感満載の明るいイケメンで、内定もすぐにとった。

つまるところ自己肯定感がすべてなのかw

弱みを強みに変えていきたい。

 

今日のひとこと:傷ついた一羽のコマドリを、巣に戻すことができたなら、私の人生は無為ではない。エミリー・ディキンソン