映画「愚行録」を見た

またまた映画の話。

週末は、パートナーと、ワイン飲みながら
畳に寝転んで、映画みて寝落ちすることが
多い。

昨日は愚行録という、妻夫木聡主演のやつを
みた。
内容は大変な重さで、児童虐待、しかも性虐待
とか、女のマウンティングとか、重い。
女子大生の、壮絶なバトル?みたいなのがあってその中で
一人勝ちになっている女子大生が、じつは悪い人だったんだけど。
リアルでその女子に似た人を知っていて、なんかフラッシュバックした。

満島ひかり演じる女の子(主人公の妹)が、実の父から性虐待を
受けるという、ひどすぎる話があるんだけども。
その子は、名門大学に入って、さらに同級生に性的暴行を受け続ける。
しかも、憧れの女友達(例の一人勝ちの人)の策略で!!!
おぞましい話だ。
この手の輪姦パーティーみたいなの見ると、男に対し嫌悪感が増して
パートナーにも、不信感を持ってしまうことがある。

あと、関係ないと思うけど、微妙に世田谷一家殺人を思い出してしまった。


私は、映画とかドラマを見ていて矛盾点を発見するのが
ものすごい得意なんだけど、そもそも性虐待とかする
最低な親父が、名門大に娘行かせることできるの?と思った。
父親は、外ではエリートで家では最低なくずになるのかな。
母親は、これまた定番の最低セリフ「あなたが誘惑したから」とかいう。

矛盾点を追求すると、フィクションは楽しめないので、一緒に見てる人から
けむたがられる。
でも、追求せずにはいられない性分なのよね。

この、愚行録の作家さん(貫井さんかな)の、作品を読んでみたいと思った。
ぐだぐだ言いながら、暗くて重い、内容が大好きなんだろうな自分。

天童荒太とか、クソ重いやつが好きなんですよー。
なんでだろね。自分よりつらい家庭みて安心してんのかな。


今日のひとこと:あなたがつまらないと思って過ごした一日は、
誰かが生きたくても生きられなかった一日かもしれない。